名古屋中学校 / 高校 テニス部　HP

お久しぶりです。

昨日から愛知県中学生新人テニス大会が始まりました。

部員のみんなにとっては日頃の練習の成果を発揮する場のひとつですね。

テニスプレーヤーとして、ひとつでも多く勝つというのは、確かに大切な目標だと思います。

ただ、、、、

それが全てでしょうか？

違います。

みんなには入部の時に、ひとつだけ入部条件を伝えています。

覚えていますか？

その条件とは「テニスが強いか弱いかではなく、一生懸命にテニスを頑張ること。」です。

つまり先生たちは、「テニスを通して人間的に成長していくこと。」を名中テニス部の最大の目標としています。

そこで、学校のトレーニングルームにある掲示板に「名中テニス部心得」が貼ってあります。

見たことはありますか？

そこには、名中テニス部としてのテーマが記されています。


心が変われば、行動が変わる

行動が変われば　習慣が変わる

習慣が変われば　人格が変わる

人格が変われば　運命が変わる


これは、松井秀喜選手が高校時代に監督の先生から言われたという言葉です。

この言葉を基に、感謝すること、チームとして団結することなどを行動に移して、成長してほしいと考えています。


例えば、みんなは練習前の掃除やあいさつをしていますね。

その背景には、「感謝すること」があると伝えてきました。

先輩たちが実績を積み重ねてきたことなどにより、今ある、学校のテニス環境。

その場所を使えることに感謝し、そして後輩に受け継いでいくためにも、

その「感謝」という気持ちを表現する方法として練習前の掃除を行っています。

最初にみんなに話した時は、この掃除の意味を理解してくれていたと思います。

今も変わらず「感謝」の気持ちを持って掃除できていますか？

もし、ただホウキを持ってなんとなく掃除をしていたら、その掃除は“形”だけになって、ほとんど意味を持ちません。

「感謝する」という“気持ち”と、「掃除」という“行動”の２つが合わさり、初めて意味を成します。

もし、“気持ち”と“行動”のどちらかが欠けてしまえば、抜け殻のような形だけのものになってしまいます。

これが一番重要です。


大会中であれば、

「チームとして団結する」という“気持ち”から、「仲間の応援」という“行動”に、

「感謝」という“気持ち”から、練習を見てくれている先生たちへの「結果報告」という“行動”につながりますね。

この結果報告という事に関して昨日と今日、名古屋会場の人には、話をしました。

昨日と今日、名古屋会場は先生が大会の運営をしていました。

運営をしていれば、名古屋会場にいる名中テニス部のみんなの試合結果は、当然わかります。

だからといって試合結果報告をしなくていいというわけではありません。


なぜなら

結果報告とは、普段お世話になっている人(練習を見てくれている先生たちや、支えてくれている両親)への

「感謝」の“気持ち”を表す“行動”だからです。

そこに自分自身で伝えることの本当の意味があります。

この本当の意味を理解し、どのように行動すべきか自分自身で考え、そして実践できる！

これが目標です。

そうすればテニスも上達し、結果という運命も変わってくるでしょう。

名中テニス部全員で強くなろう！！

期待しています！！！

では最後にもう一度。



心が変われば、行動が変わる

行動が変われば　習慣が変わる

習慣が変われば　人格が変わる

人格が変われば　運命が変わる


29

RSK三日目終了しました。

結果は第６位

本当によく頑張ったと思います！！

今大会で

全国の選手のテニスに対する真面目さ

取り組みのレベルの高さを痛いほど感じました。。。


良い取り組みが当たり前になっているからこそ

結果につながっていることも感じました。


全国のトップ選手との差

課題もはっきりとわかりました。

今後に活かしたいと思います。



昨日書いた結果報告の件でもそうですが

選手の前に人間として

やらなければならないことをしっかりとしてください。

いつも教えてもらっている人に対して

結果を自分で報告するということは

当たり前のことです！！


同じチームの選手が試合をしていたら

応援するのが当たり前です！！


各会場で運営していただいている方に感謝して

大切に利用すること

運営していただいている方にしっかりと挨拶することは

当たり前のことです！！


そういった一つ一つの行動が大切なのです！！

テニスの勝ち負け以前に

魅力ある人になってください。


そして、

そういった事の大切さを教えてあげられるのは

親・先生など普段接している

周りの大人しかいません。

その重要性をさらに強く感じた１週間になりました。

子供たちのために

今後も言い続けていきたいと思います。


おざ